ExpressVPNの特徴をざっくりと
- 高速に機能するために全世界で2,000以上のVPNサーバーを設置。
- 使用する帯域制限無し
- 通信量制限無し
- 世界中どこからでも利用可能
- 256ビットのAES暗号、DNS/IPv6漏れの保護
- 30日間の返金保証付き!
と、いうわけで匿名や安全性というテーマが最近気になっているので書いていますが、ビジネスシーンなどでは安全性とインターネットをかけ合わせた時にでてくるのはVPNという単語ではないでしょうか。VPNってそもそもなんだっけというところから、パソコン・iPhoneで個人でも使えるExpressVPNというサービスについて評判や使っている実感などをまとめます。
VPNってそもそもなんだっけ

ExpressVPNの話の前に、そもそもVPNとは何かについて説明をしておきましょう。ExpressVPNのVPNは(Virtual Private Network/仮想専用ネットワーク)の略です。インターネットを介して、企業や会社の中にあるサーバーにアクセスしたり、本来社内のネットワークに接続していない利用できないサービスを外出先や帰宅してから(嫌だね!)でも安全に利用することを目的に使われる技術です。
なぜVPNを使う必要があるのか

インターネットを介して通信を行うということは、いわば公共の開かれたネットワークを通ってデータがやり取りされることになります。最近では街なかに無料のWifiスポットが増えていますが、その性質上誰でもそのWifiネットワークにつながることができます。自身がなんならかのセキュリティ対策をしていない場合、暗号化措置などが無い無料Wifiのインターネットを介した通信内容は他の悪意のある第3者には、いくらでも盗聴・登用することが可能です。
いくらでもは言い過ぎかもしれませんが。ワイヤード、つまりは有線に比べれば遥かにその通信内容を受信しやすい状況です。
VPNは暗号化を行い通信の安全性を高める
VPNは仮想専用ネットワークの略であると説明しましたが、この仮想という部分には、通信の暗号化という手段が内包されています。有象無象のネットワーに作られる専用トンネルという説明が多く、技術実装としてはそのほうが正しいと思いますが僕はいつもピンときません。どちらかというと、スクランブル(暗号)がかかっている衛星放送の仕組みと同じって考えちゃいます。衛星放送は衛生からの電波は常に出ていて誰でも受信はできますが、ちゃんと契約していないと見れない仕組みになっているので。(お試し放送はおいといて)
VPNの種類についてさらっと
- インターネットVPN
- IPsecというプロトコルが一般的なようです。リモートアクセスVPNと呼ばれることがあり、パソコンやスマートフォンに専用ソフトウェアをインストールすることで利用することができます。
- IP-VPN
- MPLSというプロトコルが一般的なようです。IP-VPNは企業の支社間などを結ぶネットワークを、インターネットを介して行うなどに使われます。実際の通信はVPNを利用していますが利用者がそれを意識することやなんらかのソフトウェアを導入する必用はありません。
ExpressVPNの評判やレビュー
前置きがながくなりました。通信を暗号化して安全インターネット利用をするために有効なVPNを個人のスマートフォンやパソコンで実現するのがExpressVPNです。 WebやSNSでExpressVPNの評判を探してみると、多くのケースで出てくるのが中国での利用についての話が多く出てきます。もちろん中国以外のロシアやその他の国々での利用者の感想が多く出てきます。中国でのニーズが高いのはやはり中国が推進している諸々のインターネットへの規制のせいでしょう。
ExpressVPNを使うことで安全に中国国内で規制されているサービスを利用したいというビジネスマンや旅行者が多くいるのがわかります。また、彼らの多くが複数のVPNを試した結果としてExpressVPNへの良い評判やレビューを発信しています。ここではTwitterを検索してみつけたレビューを引用します。
ExpressVPNの対応デバイスは?
公式サイトをみるとズラッと並んでいて凄いとしか言いようがないんですが、アプリとして提供されているのはAndroid、iPhoneは当たり前に、BalckBerryやNookまでおよそありとあらやるデバイスに対応しているのではとすら感じます。
ExpressVPNを使っている実感
さて、いい加減自分で使用してのレビューをご紹介します。ちみに使用期間は2017年の夏からなので、2018年冬で1年以上の継続をしています。
日本語化がされていて安心
ExpressVPNのような海外サービスでは英語のインターフェースしか無いというのがありがちですが、ExpressVPNはWebからアプリから説明から殆どが日本語に翻訳されています。日本語訳されている文章のクオリティというか、ちゃんとした日本語になっているので、読んでいて困るということはほぼありませんでした。また、サポートも年中無休え24時間体制のライブチャットが用意されているので、よほど困ったときでも問い合わせ先メールアドレスを探す必要は無いです。
ExpressVPNの使い方
国外から日本への接続に使われている例が多いExpressVPNですが、ちっともそんな用事はないのにExpressVPNを国内で使っています。自宅のパソコン(初代SurfacePro)とiPhoneXに導入しています。

パソコン版でもiPhone版でも、特に難しい設定・・・というか設定をするスキがないくらいに設定することがないです。もちろんVPNとしてどの国(ExpressVPNの持つVPNサーバー)経由にするかという、国(サーバー)を設定することはできますが、スマートロケーションという機能で、デフォルトでどの国(サーバー)を使うのが一番レスポンスが早いかを測定し、設定してくれますので、ボタンを1個クリックするだけでVPNがONになるという限りなくわかりやすいインターフェースとなってます。とてもありがたいです。


ExpressVPNの速度は?快適?
速度面で言うとやはりVPNを使わない時と比較するとある程度低下するのは否めませんが、例えばmineoのsimで運用しているiPhoneでExpressVPNをONにした状態でも480pのYoutube動画ならすぐに再生されますので、めちゃくちゃ遅いなんて言うことはないです。快適かどうかは判断がわかれますが、家のWifiももともとが早くもないし、mineoもそこまで早くないので、快適さが損なわれるということはないですね。
ExpressVPNの料金プラン
支払い方法はクレジットカード、Paypal、そして気づいてなかったんですが仮想通貨(ビットコイン)でも支払えます。
対応プラットフォーム | Windows/Mac/Android/iOS/Linux/BlackBerry/Chromebook/Kindle Fire and more |
金額 | 1ヶ月契約 12.95ドル/月 |
6ヶ月契約 9.99ドル/月 | |
12ヶ月契約 8.32ドル/月 |
今回記事にしたExpressVPN以外にももちろん類似のサービスはあります。有料かつ速度が早くてしかも簡単となるとなかなかExpressVPNを上回る評判のサービスはなさそうなのが現状です。何かもっといいのがあれば、ぜひ教えて下さいませ。